第22号 2016年2月


「祝成人!!」



 平成28年のスタートにふさわしく、1月11日に成人祝賀会を実施しました。

 今年は、大村宗さん、平井竜太郎さん、正井力哉さんの3名が成人を迎えられました。

 正装をしたその姿はまさに「大人」。照れくさい表情ながらも、新成人の挨拶は皆さん堂々とされてました!

 ご家族の方からのメッセージは、ひとつひとつが心にずっしりと響く20年間の思いが入った温かいメッセージで、私たち職員も身の引き締まる想いで聞かせて頂きました。

 改めて大村さん、平井さん、正井さん。成人おめでとうございます!

(中島義)




「手作り自助具はアイディアの宝石箱や~」

支援課 加古 萌子

 私は今年度の作業係を担当しています。今月は作業について書いてみようと思います。現在なごみの里で行っている作業は大きく分けて2種類あり、主に工場用具を扱う東洋物産とゴム製品を扱う安福ゴムの下請けの仕事です。

 東洋物産の作業は製品の組み立てや仕分け作業、バリ取りなどがあります。安福ゴムの作業はバリ取りです。バリ取りと聞くと作業工程が少ないように思うかもしれませんが、バリ取りを行う製品でも利用者さんが行っている行程はバリ取り以外に、製品のゲート(製品と製品をつないでいる部分)のカット、製品の数え、検品、箱詰め等多くの行程があるため、1つの製品に様々な利用者さんが関わり納品日までに完成させます。

 作業担当は毎週1、2回納品へ行き製品を受け取ります。その週の利用者さんの様子や、出欠状況、各利用者さんの得意分野等を考慮し仕上げられる分の製品を持ち帰ります。

 新しい作業を依頼された時は「どうすれば利用者さんができるだろう」「利用者さんがたくさん関わるには」「誰に挑戦してもらおうか」「どんな自助具を作ろうか」等を考えながら持って帰ってきます。初めてする作業は「できなかったら」「納期に間に合わなかったら」と不安になることもありますが、新しい自助具を作る時はワクワクします。

 出来た自助具を使って利用者さんが作業を進めていく様子を見るととても嬉しいです。アイディアがたくさん詰まった自助具が次から次に増え続けています。是非機会があれば作業の様子をのぞいて見てください。





行事報告


「クリスマス会」

 12月23日火曜日にクリスマス会を開催しました。

 職員の出し物で、今年度入社した新人職員「柳田・山田マジックショー」と、森井主任・中島支援員の「少年ボーイズ」を披露しました。

 マジックショーは前夜に練習を見させてもらったのですが「大丈夫?」と心配になるような感じのマジックとトークだったのですが、夜遅くまで練習したのか、本番は昨夜とは違い、マジックもトークも上出来で、且つみんなを笑わせ楽しませてくれました。

 …少年ボーイズは想像に任せます…。

 ケーキ作りではみんな、上手にデコレーションし、クリームやフルーツを盛りに盛って楽しんでくれました。完成したケーキはとても美味しかったようです。(前畑)





「年の瀬と言えば・・・これでしょ!」

 暮れも押しせまる12月29日、2015年を締めくくる行事として「もちつき」を盛大に行いました。臼と杵をセット、もち米も準備OK。

 皆さん順番に杵を持って「よいしょ!」の掛け声と共にお餅をつきました。

 お餅がつきあがると、今度はお餅を丸めます。「僕の丸めるお餅は?」「私もする~」と、ここでも賑やか。皆さん積極的なので、あっという間にたくさんのお餅ができあがりました!できあがったお餅はティータイムに、きなこ、あんこ、大根おろし醤油とお好きな味付けでいただきました。

 とってもおいしかったです!!

 臼と杵を使った本格的なもちつきは初めてという方もいらっしゃいました。
伝統行事や風習を守っていくことも大切な事ですね・・・。 (橋爪)

  



「恒例のステーキハウスなごみ開店」


 なごみの里新年会を1月11日に実施しました。昨年から恒例になっている「ステーキハウス」風の雰囲気で何と!お肉を目の前で焼いてくれるのです!!

 お肉は管理栄養士厳選の食べ応えのある国産サーロインステーキ。焼かれているお肉は柔らかそうで皆さん、新年の挨拶もそこそこに・・・。食事は五感で感じるといいますが、まさに五感をフル活用して堪能し、笑顔あふれる新年会となりました~。新成人の皆さんもセレモニーの時の緊張した表情も一気に緩んでいましたよ!

 お肉の値段も上がっている中、交渉に交渉を重ね良いお肉を準備してくれた中島管理栄養士を始め、全面的なご協力を頂いたベネミールの皆様、本当にありがとうございました!

 皆さんの笑顔も心に残りますが、部屋いっぱいに広がるお肉の匂いはしばらく残りそうです。
 

(中島)






旅行報告

「雪、ゆき、ユキ」


 12月17日(木)~18日(金)滋賀県に旅行に行ってきました。

 前日から寒い事がわかっていたので、「大丈夫かな、雪」と不安いっぱいで出発しました。

 行きの道中から雪がチラチラと舞って、「ほら!見て!!ユキやで」と先ほどまで不安がっていたはずの職員が雪を見てテンションが上がっていました。そんな職員を見て利用者さんが一言『ホンマやね~』と至って冷静に言われてしまいました。

 彦根に行き近江牛をふんだんにつかったあったかいうどんを食べて、彦根城でひこにゃんに出会ってから、長浜に向かいました。

 長浜では黒壁スクエアを観光して夕食を済ませ、ホテルに戻りました。

 2日目は遠い山々に雪が積もっている風景をあったかい車の中で見ながら大津へ移動しました。大津では有名なバームクーヘンのお店に寄ったり、ミシガンに乗ったりしました。寒かったのですが、甲板に出て見る湖岸の景色はとってもきれいでした。(安田)

※今年は、滋賀を選ばれた方が多く3班に分かれて様々な滋賀を見てきました。どの班も観光内容に工夫をしましたが、ミシガンクルーズだけは、偶然にも申し合せたように3班とも同じ時間のミシガンに乗船していました~。 





井戸端たいむ


 管理栄養士の中島美恵さんが産休に入り、今月このコーナーを書くことになり、何にしようか考えたのですが…よかったらお読みください。

 一般企業で数年務めた後、福祉系の専門学校を卒業し、平成14年に新人とは言えない年齢でしたがあゆみの里に入社をしました。

 その年は、あゆみの里B棟のできた年ということもあり、幅広い年齢層の職員が10名ほど入社し、支援課配属となりました。
 入社当時から同期は仲がよく、職場では先輩方にはなかなか聞けないことや悩みを相談したり、職場を離れれば一人暮らししていた私の家で鍋をしたり数名で旅行にいったり…結婚など様々な理由で退社した職員もいますが、今現在も多くの同期が勤務しております。

 同期というものは本当にいいもので、同じ時代を過ごしてきたからこその思い出が多くあります。

 立場の変わった同期とは社内ではそれなりの言葉を使って会話しますが、一歩外に出れば昔と変わらない会話ができ気兼ねしません。

これからも心強い同期を頼りに楽しく笑顔の多い職場つくりをし、また一年過ごしていきたいと思います。

(皆川)





新任職員だより

「福祉の仕事がしたい」


 私が、障害者の施設で働こうと考え始めたのは、大学3年生になってからです。

 大学教授の勧めでガイドヘルプの資格を受けに行った事がきっかけで知的障害の方と関わる機会が出来ました。

 アルバイトで知的障害者のグループホームで働かせていただきました。グループホームでは、様々な問題がありましたが、それを一つずつそこで働く人や家族の人と話し合うことでより良いホーム作りに関わる楽しみを感じました。

 その時に私は、障害について考えもっと関わりたいそして、一緒に笑いながら支え合えるようになりたいと考え始めました。

 なごみの里で働き始めて1年が過ぎようとしています。まだまだ至らぬ点やご迷惑をかける事もあると思いますが、なごみの里の職員の一員として精一杯頑張っていきたいと思います。

(山田)

 



2月誕生日の皆様


  4日  浅原 志保さん
  8日  小倉 芹菜さん
 16日   野田 英行さん

    おめでとうございます!




行事予定

12日(金)   ブラッシング
     行事 「バレンタイン」
16日(土)   家族会

※散髪サービスが、16日(火)となっております。希望される方は職員まで!


編集後記

編集)今年のお正月は暖かくて、なんだかお正月の様な気がしませんでしたね。と思っていたら最近、寒波がやってきました。家の方では、朝は氷点下2度まで下がっていますが、なごみの里までくると4度ほど暖かいです。少し寒くなると周りの人から「家の方は雪積もっているでしょう?」と言われますが、西区と三木市そんなに変わりませんから・・・。





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