なごみの里は開設して三周年になります。利用者さん、ご家族の皆様から多大なるご支援を賜りまして誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
平成29年度は新たに3名の利用者さんを迎え、総勢50名の方が利用されます。法人理念である「利用者の幸せ」を念頭に事業運営を展開してまいりましたが、新年度を迎え、利用者さんの「幸せ」とは何なのか、今一度考えてみました。日課のある生活の中で「働く」ことでささやかではありますが、作業工賃を得ていく。その工賃を自分の楽しみに使う機会や場を持てる事が社会参加につながっていく事なのではないでしょうか。また、「手伝いや人の役に立つこと等をやってほしい」とご家族から直接言われる事もあります。「人としての役割」があり、期待される中でやり遂げ、賞賛を受ける。そして、また頑張ろうと思える事で人としての成長を遂げていけるのだと思います。
障害の違いやその人にとっての生き難さは人それぞれで、求めるものも違います。なごみの里も開設四年目を迎え、新たなる課題も見えてきました。原点に立ち返り、「利用者の幸せ」を更に追求していきたいと思います。
なごみの里は和やかな雰囲気の中で、皆様が楽しく過ごしていただけるように邁進していきますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。 |