なごみの里では多くの活動があり、その中でも「はたらく」ということを重視しています。私がなごみの里の作業係になって丸二年になります。初めのころは、それぞれの利用者さんがどの作業が得意で、どんな作業が苦手なのかをしっかり把握できておらず、先輩職員にアドバイスをもらい、四苦八苦しながら利用者さんと一緒に作業をしてきました。
二年目となりやっと最近、利用者さんが得意な作業と苦手な作業、苦手な作業の中でもどの工程が難しいのかななどもわかってきて、得意分野に合わせて作業を割り振り、苦手な工程にはどの自助具を使えばわかりやすく簡単に作業できるかなと考えるなど、徐々にですが自分なりに工夫をして作業を提供できるようになってきたかなと思います。
前年度に比べて、少しずつですが自分が主に担当している安福ゴムでの収入も増えてきて、お渡ししている工賃も少しずつではありますが上がってきているのが本当にうれしいです。利用者さんと作業し、働く楽しさを感じていただけたらと思います。そして自分自身も成長できるよう頑張っていきたいです。 |