先輩の声

先輩の声

TOMOKO NAKATANI

私の存在場所はなごみの里

中谷智子支援員9年目なごみの里 

Section01

「ありがとう。」「あなたが担当で良かった。」と言う言葉を頂いた時

なごみの里へ異動した当初は利用者の方と上手く行かず、コミュニケーション方法など日々模索しながら、時にはくじけながらも関わっていました。そうした中で徐々に打ち解け、心が開いていき、「ありがとう。大好きだよ。」と言葉を頂いた時は涙が出ました。
また、初めて担当を持った時は不安もあり手探り状態で支援を行っていましたが、ご家族から「あなたが担当で良かった。これからもずっと担当でいてください。」と言葉を頂いた時は一歩前へ進めたようで、「なごみの里の一員だ。」と実感でき、私の存在場所はなごみの里なんだと思えた瞬間でした。

Section02

利用者の方と共に自分らしく生きたい

9年前にあゆみの里にパートとして入職しました。働くうちに利用者の方に引き込まれていき、あゆみの里で働くことが楽しく、喜びにも感じるようになりました。利用者の方が「おはよう。待ってたで。」「明日も来てな。待ってるで。」と声をかけてくれることで、もっともっと時間を一緒に過ごして行きたいとの思いが大きくなったので、介護福祉士の資格を取得し、正規職員として働くこととしました。
自分自身も生きがいを見つけ利用者の方と共に輝いて生きて行きたいです。

Section03

「待つこと」の大切さを学んだ

私には4人の子供がいます。今思うと子育てをしているときは「早く早く」「何やってんの。何で出来ないの。」といつも子供たちを急かしていたように思えます。神戸あゆみの会では待つことの大切さを学べたと思います。利用者の方々は考えるのに時間が掛かる、行動に移すのに時間が掛かるなどそれぞれの特徴があります。しかし、時間は掛かっても出来る事もたくさんある事を知りました。出来る事が成功体験となり自信にも繋がります。
自分の視点で物事を考えるのではなく、相手の視点で物事を考えていく。人はそれぞれである。皆一緒ということはない。それが個性だ。このように考えると待つことも楽になると気付けたことが成長したと思います。

Section04

感謝と笑顔を忘れずに頑張っています。

パート職員から正規職員となり、支援員という立場で利用者の支援を行っています。利用者の方それぞれのニーズに応じられるように、よく話を聞きながら寄り添っていき、生きがいのある生活が送れるように一緒に考え歩んでいます。楽しく充実した毎日が利用者と共に過ごせるように心がけ、感謝の気持ちと笑顔を忘れず日々の支援や業務を行っています。