久保中 志歩

利用者からも支援員からも
いつでも声をかけやすい看護師でありたい

2024年入職入職 看護師

久保中 志歩

お仕事の内容を具体的に教えてください

利用者の健康管理及び疾病・外傷時の処置と対応、受診介助、内服薬・外用薬の管理、保険証等医務管理、支援員の利用者に対する与薬対応に関する補助

神戸あゆみの会に入社したきっかけや魅力について教えてください

精神科病院に勤務していた経験があり、その時に知的障害を有している方と関わる機会がありました。ライフスタイルの変化により転職を考えた際に、知的障害のある方が入所している施設における看護に興味を持ったことがきっかけです。
入社後も残業がなく、急なお休みをもらいやすいです。幼児がいる母子家庭なので、お迎えの都合がつきやすく、子どもの急病でも休みやすいためワークライフバランスはとりやすい環境です。

仕事のやりがいや嬉しかった出来事はありますか?

感情や症状を表現することが難しい方々に対して、どのように看護師として携わり、心身ともに健康を維持できるように働きかけられるかを考えることがやりがいだと感じます。
入社直後は利用者にとって興味がない人であったのか認識されないことが多かったのですが、毎日の巡回や声掛けを行っていくことで「看護師さん」「久保中さん」と声を掛けられるようになり、「徐々に利用者さんに受け入れられているのかもしれない」と感じれた時に嬉しく感じました。

大変だと感じた出来事はなんですか?またどのように乗り越えましたか?

障害のない方なら問題なく受けられる検査でも、障害のある方からすれば恐怖の対象となってしまい必要な検査(健康診断等)が受けられない場面に多く直面します。その人にとっての「健康」とはなんなのか、よりよい生活を送ることとはどういうことなのかを身体面のみでなく精神面からも考え、悩むことが多いです。その時には必ず支援員の方々に相談し、より良い方法を模索しています。

これから職場でどのような存在になりたいですか?

利用者の健康を支えることはもちろんのこと、一番利用者の近くで働いている支援員の方々がより働きやすくかつ相談しやすい立場でありたい。人の関わりが非常に重要な仕事だと考えているので、利用者からも支援員からもいつでも声をかけやすい看護師でありたい。

休日の過ごし方や趣味について教えてください。

休日は子どもとお出かけすることが多いです。子どもが寝れば趣味のおつまみつくりと晩酌をしています。

入社を考えている方へメッセージ

悩むことも考えることも多い職場ですが、「この人にとっての幸福とはなにか、そこに医療の知識を持った人としてどのように関わるべきか」を考えられる場です。ワークライフバランスも取りやすいので、現場の雰囲気は明るい職場です。

ある日のスケジュール

8:30

出社

出社後すぐ本日の通院予定表と各館日誌チェック

9:00

巡回

各フロアを巡回 
日誌に記載があったことを中心に利用者の健康状態を確認
通院予定があれば支援員に伝えスムーズな通院に努める

9:30

パート看護師が出勤日は利用者の状態や今日の予定を申し送る
通院があれば多くの場合はこの時間に出発
歯科等の予約時間が決まっているものはそれに準じて出発
通院がなければ医務業務やハピネス活動の見守り参加

13:00

巡回

昼食後でもあり午後の仕事前でもあるこの時刻に各フロアを巡回
その後休憩

14:00

医務業務

午後の受診やハピネス見守り、帰省用の薬チェックがあることも

15:00

浴場訪問

利用者の入浴時間であるため、適宜皮膚状態把握のため浴場訪問

16:00

巡回

入浴がほぼ全員終了し、怪我の発見が多いタイミングでもあるので巡回
以降は医務業務
医務業務は多岐にわたる
通院予定表の調整、本人受診をした利用者家族への手紙作成、健康診断の準備等

17:30

退社