愛する人の笑顔は、私たちの最大の幸せです。
そのために、ここには支えがあります。
私たちは、ご家族一人ひとりが抱える不安を共に解決し、
一緒に前を向いて歩んでいけるようサポートいたします。
ここでは、ご家族の方々が直面する疑問や悩みに、真心を込めて応えていきます。
どうぞ、このページを通じて私たちの提供する温かい支援を感じてください。
あなたとあなたの大切な人が、もっと自由に、もっと穏やかに
毎日を送れるよう、私たちはここにいます。
きずなノート
監修:石渡和実(東洋英和女子学院大学教授)
編著:社会福祉法人 神戸あゆみの会
企画:ファーマ・ケア研究所
発行:神戸新聞総合出版センター
親から子へのラブレター
障害がある子をもつ親にとっては、いつの時代にあっても「親亡き後」のことは大きな不安であり、また課題でもあります。当法人では、そのような親の不安を少しでも解消するために、何かできることはないものかと考えてきました。
その結果、「きずなノート」というものを作成しようという結論に達し、プロジェクトチームを編成し研究を重ね、このたび、神戸新聞総合出版センターから出版させていただくことができました。
この「きずなノート」は障害のある本人の成長を記録するとともに、将来についても本人や親、家族の思いを周囲に伝えることができる書き込み式の冊子となっております。本人や親、家族達が安心でき、一人でも多くの方が幸せな人生を送ることができるようにとの願いを込めて作成しました。皆様におかれましても是非ご活用していただきたく、ご案内申し上げます。
「親亡き後」も視野に入れた情報伝達ノート
障がいのある子供と暮らす親にとって、「親亡き後」のことは最大お心配事であり課題です。地域の中で自分らしく、そして安心して生きて行ってほしい、そのために本人の思いや親の願いを確実に伝えましょう。それは、子供の将来に夢を託しながらつづる「親から子供へのラブレター」です。
この本は、いままでのことを記入する「第一部」と、これからの生き方の希望や、親・家族の願いを書き込む「第二部」に分かれています。第二部では、必要な福祉サービス、介護保険、後見人、遺言・相続などの「知っておきたい知識」も掲載しています。わが子の障害を地域に託すために、家族が遺す本当に必要なエンディングノートです。
目次
-第一部:いままでの生活ノート-
- いろいろな思い出
- お世話になっている人
- 学びの記録
- 働きの記録
- できること
- 今までの主な病気
- かかりつけの先生
- 薬の記録
- 障害福祉サービス・介護保険サービスの利用
- 福祉支援
など
-第二部:これからのこと-
- 福祉サービスと住まいに関する希望
【知っておきたい福祉サービスの知識】 - 医療に関する希望
【知っておきたい医療の知識】 - 介護保険サービスに関する希望
【知っておきたい介護保険などの知識】 - 後見人に関する希望
【知っておきたい後見人の知識】 - 遺言・相続に関する考え
【知っておきたい遺言の知識】 - アルバム(大切なメモリー)
など